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講座・講演会
講演会「近代横浜 輸出美術の魅力」【会場:かながわ県民センター会議室】
10月23日かながわ県民センターにて講演会「近代横浜 輸出美術の魅力」を開催しました。
講座では、明治前期に「開港場」として横浜が栄えた様子を、当時の写真や記述などで解説しました。
続いて、「横浜絵」が外国人向けの絹絵肖像画からはじまり、水彩・油彩画・工芸品下絵に至るまで様々な形に展開した様子を説明し、さらには眞葛󠄀焼や芝山漆器などの立体工芸も盛んに行われ、海外に輸出されたことに触れました。その後、関東大震災、空襲などの消失体験を経ても、輸出工芸品において技術の継承が見られることを解説して結びとしました。
参加者からは、横浜にこんなに伝統工芸があることを知らなかった、「横浜絵」の概念を知ることができた、再開館を楽しみにしているなどの声が寄せられました。
近代の横浜には、多くの美術商が軒を連ねていました。近代横浜を舞台に、絵画や工芸品の輸出の実態を、海外の事例も含めて考えます。
| 日時 | 2025年10月23日(木) 午後2時~午後3時30分 |
| 講師 | 角田 拓朗(当館主任学芸員) |
| 会場 | かながわ県民センター 会議室 |
| 定員 | 50名(申込み多数の場合は抽選) |
| 受講料 | 無料 |
| 申込 | ※申込時の諸注意はこちらのリンクをご確認ください。 |
| 申込締切 | 2025年10月1日(水)必着 申込受付は終了しました |
| 注意事項 | ・会場への直接の問合せはご遠慮ください。 ・体調がすぐれない際には来場をお控えください。 ・講師の体調不良や天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 |
| 連絡先 | 神奈川県立歴史博物館 企画普及課 電話 045-201-0926(代表) ※当日の欠席連絡も本連絡先となります。 |


