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講座・講演会

館長トーク「旅日記からかながわの名所をさぐる」【会場:かながわ県民センター会議室】

江戸時代後期、文化・文政頃には、道中の旅籠屋や茶店などの整備が進み、庶民の旅が盛んになりました。主な旅の目的は、社寺参詣や物見遊山で、旅人たちは、道中の記録として「旅日記(道中日記)」を記しました。「旅日記」には宿泊場所、昼食代や宿賃、その他の支出、訪れた名所旧跡の感想などが記されていたことから、当時の旅の実態を知るうえで、重要な歴史資料であると考えられています。講演では、日記に記されたかながわの名所として、鎌倉、江の島、川崎大師、大山、最乗寺、横浜を取り上げ、人気を集めた理由と旅のルートについて詳しく解説を行いました。

参加者からは、「江戸時代の旅の様子がわかって興味深かった」「予想以上におもしろかった」「あっという間に時間が過ぎた」等の感想を頂きました。江戸時代の「観光」について関心を深めていただけたようでした。


江戸時代後期になると、庶民の旅が盛んになります。「一生に一度の伊勢参り」と称されるように、道中では各地の名所を訪れ、旅を楽しんでいました。では江戸時代の旅人は神奈川県内ではどのような名所をめぐり楽しんでいたのでしょうか。
その名所と旅のルートを彼らの旅日記からさぐります。

日時 2025年12月12日(金) 午前10時30分~12時
講師 望月 一樹(当館館長)
会場 かながわ県民センター 会議室
定員 45名(申込み多数の場合は抽選)
受講料 無料
申込 「往復はがき」または「申込みフォーム」でのお申し込みとなります。
※申込時の諸注意はこちらのリンクをご確認ください。
申込締切 2025年11月19日(水)必着
申込受付は終了しました
注意事項 ・会場への直接の問合せはご遠慮ください。
・体調がすぐれない際には来場をお控えください。
・講師の体調不良や天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
連絡先 神奈川県立歴史博物館 企画普及課
電話 045-201-0926(代表)
※当日の欠席連絡も本連絡先となります。

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