催し物

子ども向け催し物

中世びとにならう 手紙の書き方、折り方(小学生~高校生とその保護者向け)

特別展「神奈川県博開館51周年記念 つなぐ神奈川県博-Collection to Connection-」にも出品されている、中世(約600年前頃)の頃に書かれた手紙。これに因んで、中世の様式に則って手紙を書き、折る体験型イベントを行いました。

まず現代の手紙と中世の手紙の違いや、どのように読むのか等を説明した後、展示室の中で実際に中世の頃に書かれた手紙を見学。

その後、サンプルを見ながら竪紙形式・折紙形式・密書形式等の中世の手紙の形式を学んでいきました。
書き方が分かったら、いよいよ実際に手紙を書くワークショップがスタート。中世の戦国武将もよく使っていた『竪紙形式』で手紙を書きます。現在とは宛名や本文、自分の名前を記入する場所も違い、手紙の内容だけでなく、書き方だけで自分の気持ちを相手に伝える部分もあるんですよ。

完成した手紙は、そのまま持ち帰って家族や友人に渡す方、自分の資料にする方、当日郵送する方と様々。当日は同時間帯に「横浜本町郵便局による風景印押印イベント」を正面エントランスロビーでおこなっていたので、オリジナルの風景印やこの日限りの小型印を押してもらっている方もたくさんいらっしゃいました。
体験型イベントを通じ、今後展示室で手紙を見るときに、より詳しく理解できるようになったのではないでしょうか。

  

 


中世に用いられた手紙の折り方、書き方にならい、手紙を書き、折る体験をします。※同日午後に同様の一般向けイベントを実施しました。

対象 小学生~高校生とその保護者
開講日 平成30年5月12日(土)
時間 午前10時~11時30分
講師 渡邊 浩貴(当館学芸員)
会場 当館会議室
定員 小学生~高校生とその保護者 15組
(申し込み多数の場合は抽選)
参加費 無料(但し高校生以上の方は当日の特別展観覧券が必要です。)
事前申込制 「事前申込のご案内」をご覧ください。
「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。
申込締切 2018年4月15日(日)必着
申込受付は終了しました

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