催し物
講座・講演会
県博講座「古文書解読講座 ─博物館の古文書を読む─」
今年は当館所蔵の近世古文書をお題に、古宮専門員と根本非常勤学芸員が解読をすすめていきました。
内容は初心者向けとはいえ、普段なかなか接する機会のないくずし字です。
最初は難解に感じた文書も、毎回予習・復習をして講座に臨んでいけば、自然と読める字も増えていったのではないかと思います。
講座の後半では常設展を見学し、実際に展示されている実物の古文書を見ていただきながら、講師から解説がありました。
ただ古文書を読むだけではなく、時代背景についてもレクチャーがあり、近世における神奈川県域の様相については、かなり詳しくなったのではないでしょうか。
特に、宝永年間の富士山噴火についての文書は、被害状況が克明に記されており、興味を持たれた方も多かったようです。
当館所蔵の古文書を読みます。参加者が史料についての理解を深め、史料から歴史を読み解く楽しさを実感することを目的とします。初心者向けの入門講座です。
日時 | 2018年9月19日(水)、26日(水)、10月10日(水)、17日(水) 各回 午後2時~午後4時 |
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テーマ | 第1回 古文書を読むために 関所手形を素材に 第2回 村の支配と生活I 年貢の資料を読む 第3回 村の支配と生活II 高札を読む 第4回 富士山噴火災害資料を読む |
講師 | 古宮 雅明、根本 佐智子(当館学芸員) |
会場 | 当館講堂 |
定員 | 各回45名(申し込み多数の場合は抽選。連続講座のため、全4回お申込みの方を優先します。) |
参加費 | 無料(ただし、常設展観覧券が必要です。) |
申込 | 「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。 |
申込締切 | 2018年8月29日(水)必着 申込受付は終了しました |