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シンポジウム「ワークショップを考える-博物館を感じるということ-」

 シンポジウム「ワークショップを考える-博物館を感じるということ-」は、東海大学との共催により特別展関連行事の一つとして行われました。昨今、各博物館でワークショップという体験を主とした行事が行われていますが、その内容や効果についての検証を試みるシンポジウムです。
 パネリストの山口健二氏(岡山大学)からは、ワークショップの現況とその分析結果について、広瀬浩二郎氏(民族学博物館)からは視覚に頼らない、触覚を呼び覚ますワークショップの取組について、篠原聰氏(東海大学)からは大学と博物館・美術館による連携ワークショップについて、それぞれ個別の発表後、赤木氏(岡山大学)より総括があり、パネリストによる意見交換が行われました。
 また参加者からの質問や他館での活動紹介を交えながら、博物館を取り巻く状況について、魅力ある博物館の活動を探りました。

 


 

近年、博物館施設等で多種多様に開催されているワークショップ。しかしながら、その内容や効果について、十分な分析ができておらず、そのフィードバックも不十分な事例が多いことに気が付きます。そこで、本シンポジウムでは、いくつかの事例を挙げ、かつシンポジウムと同時開催のワークショップを事例として、その分析手法や目的の再確認など、参加者とともに考える機会にしたいと思います。

プログラム 事例報告① 「ワークショップのタイポロジー」山口健二 氏
事例報告② 「触発型ワークショップの展開」広瀬浩二郎氏
事例報告③ 「博物館と大学でつくるワークショップ」篠原聰氏
総合討議(パネリスト)
赤木里香子氏、山口健二氏、広瀬浩二郎氏、篠原聰氏
日時 2018年8月25日(土) 午前10時~12時30分
講師 山口 健二 氏(岡山大学 教授)
広瀬 浩二郎 氏(国立民族学博物館 准教授)
赤木 里香子 氏(岡山大学 教授)
篠原 聰 氏 (東海大学 准教授)
会場 当館講堂
受講料 無料(ただし当日の特別展観覧券が必要です。)
定員 70名(申込多数の場合は抽選)
申込締切 ※若干席に余裕がございます。参加を希望される方は企画普及課(045-201-0926)まで、お電話でお申し込みください。
2018年8月10日(金)必着
申込受付は終了しました

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