催し物
講座・講演会
特別陳列関連講座①「平家物語と館蔵屏風絵」
当館所蔵「源平合戦図屏風」を中心に、特別陳列「屏風をひらけば」担当の橋本学芸員による講演会を行いました。
まずは『平家物語』を紐解きながら、当館所蔵品に描かれた場面(図像)を解説しました。
「源平合戦図屏風」は、屏風という横長の大画面に『平家物語』の場面を散りばめながら、しかも一枚の絵として破綻のないように描かれているのだそうです。
金雲や樹木を効果的に配置して、場面と場面が区切られているのも、この屏風の見どころです。
次に展示室で屏風を見るときには、また違った観点から鑑賞できるのではないでしょうか。
平安時代末期の平家一門の興亡を語る『平家物語』は、語り物として琵琶法師によって語られ、さらに謡曲としても広く愛好されました。江戸時代には、これらの文学作品を題材に源平合戦図屏風が多く描かれます。数々のエピソードを屏風の大画面にどのように配置し仕上げるか。展示中の館蔵品を中心にお話しします。
日時 | 2019年3月16日(土) 午後1時30分~3時 |
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講師 | 橋本 遼太(当館学芸員) |
会場 | 当館講堂 |
定員 | 70名(申し込み多数の場合は抽選) |
受講料 | 無料(ただし、当日の常設展観覧券が必要) |
申込 | 「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。 |
申込締切 |
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