催し物

講座・講演会

特別陳列関連講座②「耕作図と館蔵屏風絵」

当館では、前島宗祐筆と狩野探幽筆による2点の「四季耕作図屏風」を所蔵しています。特別陳列「屏風をひらけば」担当の橋本学芸員が、これらの耕作図を中心に講座を行いました。中国から日本に伝わった耕作図の場面(図像)を、宗祐や探幽がどのように描いたのか。2人の画家の、それぞれに異なる筆法や場面の配置に着目しながら、作品の意義や鑑賞ポイントを探っていきました。


田植えから収穫までの耕作の様子を、季節の循環にのせて描く四季耕作図。展示中の2点の耕作図(前島宗祐筆と狩野探幽筆)は、同じ耕作図という画題でありながら図様や表現は大きく異なります。これらの違いの理由を考えながら、耕作図の受容や画家の特徴についてお話しします。

日時 2019年3月30日(土) 午後1時30分~3時
講師 橋本 遼太(当館学芸員)
会場 当館講堂
定員 70名(申し込み多数の場合は抽選)
受講料 無料(ただし、当日の常設展観覧券が必要)
申込 「事前申込のご案内」をご覧ください。
「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。
申込締切 2019年3月8日(金)必着
申込受付は終了しました

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