催し物

講座・講演会

県博講座「江戸内湾における新田開発」(全4回)

県博講座は特別展に関連したテーマとは別に開催される連続講座です。
今年度初の県博講座は当館学芸部長の望月から「江戸内湾における新田開発」をテーマに、4回連続で18世紀後半の川崎・横浜の新田開発について話をしました。

18世紀後半、大師河原村(現在の川崎市川崎区)の名主であった池上幸豊は、川の河口などの海中を埋め立て新田開発を進めた人物です。地元の新田開発を成功させた後、幕府から新田開発が可能な土地を調査(見立て)することを命じられ、多摩川から戸部村付近の沿岸地域の調査をおこないました。この調査をきっかけに、以後各地で新田開発が行われました。
講座は4回をそれぞれ「池上新田の開発」・「池上幸豊の新田開発地見立て」・「帷子川河口域の新田開発」・「横浜新田と太田屋新田」と題し、詳しい内容を見ていきました。

神奈川県立歴史博物館の建つ馬車道周辺の受講者にとっても身近な土地の話だったこともあり、皆さんに興味深く聞いていただけたようです。


18世紀後半、川崎の池上幸豊は幕府から新田見立役を命じられ、多摩川河口から戸部村下までの海岸線で開発可能な場所を幕府に報告しました。その中から、実際に開発された3ヶ所の新田開発について紹介します。

日時 2019年9月8日, 15日, 22日,29日(日)(連続講座 全4回)
各回 午後2時~4時
演題 第1回 9/8    「池上新田の開発」
第2回 9/15  「池上幸豊の新田開発地見立て」
第3回 9/22  「帷子川河口域の新田開発」
第4回 9/29  「横浜新田と太田屋新田」
講師 望月 一樹 (当館学芸部長)
会場 当館講堂
定員 各回70名(申込み多数の場合は抽選。1回ごとの申込みも受け付けますが、連続講座のため、全4回お申込みの方を優先します。)
受講料 無料(ただし、初回受講日の常設展観覧券が必要)
申込 「事前申込のご案内」をご覧ください。
「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。
申込締切 2019年8月15日(木)必着
申込受付は終了しました
備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「フォームメール」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。

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