催し物
体験教室
大人向けワークショップ「デジタル鳥瞰図を作る」
鳥瞰図とは「鳥の目で俯瞰したように見た図」のことを言います。特別展「地図最前線」に出品中の資料『神奈川県鳥瞰図』は、昭和の広重とも言われた吉田初三郎が描いた東京都心部から箱根の先までを描いた横長の絵図です。今回はその鳥瞰図を元に、デジタルで鳥瞰図を作るというワークショップを実施しました。講師は当館の姉妹館である生命の星・地球博物館 新井田主任学芸員です。
まず鳥瞰図とはどのようなものかを説明しながら、新井田主任学芸員の作成したデジタル鳥瞰図(印刷)を見て、今日作成するデジタル鳥瞰図のゴールをお示ししました。その後、本日使用する地図アプリケーション「カシミール3D」等のデータを個人でお持ちいただいたパソコンにインストールしました。インストールが終了したら、早速地図や「カシバード」という機能で鳥瞰図を作成する作業を進めます。『神奈川県鳥瞰図』に似た構図で作ろうとすると、この地域はこの辺りから見た図、また別の地域は別の視点から見た方向、などということがわかっていきます。想像で描く上、1枚の絵に入りきるように描くというのは作者の工夫が必要になってくることを感じられました。最後にアプリケーション・地形データ・標高データ入手方法などを確認してワークショップを終了しました。地図好きの参加者にはとても好評なワークショップとなりました。
※今回使用したアプリケーションやデータはほとんどご家庭でもダウンロードできるものです。一部をご紹介します。
カシミール3D(基本無料ダウンロードのフリーソフトです、有料版あり)
国土地理院基盤地図情報
全球高精度デジタル3D 地図 (ALOS World 3D)
鳥瞰図とは、地上の様子を上空から斜めに見渡すようにして描いた地図を指します。本講座では、衛星画像や標高データを利用して、パソコンでデジタル鳥瞰図を作る方法を実習します。
※Windows限定、CDドライブ付きノートパソコン要持参。
※当館からのパソコン等の機器の貸出はございません。
日時 | 2022年7月30日(土) 午後1時~4時 |
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講師 | 新井田 秀一(生命の星・地球博物館 主任学芸員) |
集合 | 当館講堂 |
定員 | 10名(申込多数の場合は抽選) |
参加料 | 無料(ただし、当日の特別展観覧券が必要です) |
申込 | 「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。 |
申込締切 | 2022年7月5日(火)必着 申込受付は終了しました |
注意事項 | ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・館内及び受講中の常時マスク着用をお願いします。 ・感染防止策チェックリストはこちらをご確認ください。 ・新型コロナウイルス感染防止のため、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 |