催し物
子ども向け催し物
子ども(小学生)向け講座「地球観測衛星の役割 ― 地図・防災・環境保全」
特別展「地図最前線」では子ども(小学生)向け講座として「地球観測衛星の役割-地図・防災・環境保全」を実施しました。
特別展では、「地球観測衛星だいち 模型」「準天頂衛星システムみちびき 模型」(いずれも宇宙航空研究開発機構所蔵)を序章「世界の捉え方」において展示しました。そのうち主に「だいち」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)第一宇宙技術部門地球観測研究センター主任研究員の大木真人氏を講師にお迎えし、お話しいただきました。
「だいち」は特に陸域を観測する衛星で、全世界の2万5千分の1の陸域の地図の作成や、地域観測、災害状況の把握、資源探査など多様に利用されました。
このような役割を果たす観測衛星が宇宙で活躍する基本的な原理を、まず講堂でわかりやすく教えていただきました。
その後、特別展の会場へ移動し、「だいち」1/8の模型を前に、太陽光パネルと本体のセンサーの位置と向き、また観測衛星の位置を把握するためのカメラが後ろについていることなどを具体的に示しながら教えていただきました。
参加した子どもたちからは「人工衛星がなぜ落ちないか」といった人工衛星の仕組みや、「だいち」に光学センサーのほかに電波センサーがあること、電波は東京ドームもすり抜けて観測できること」といった観測衛星「だいち」の機能について学んだ様子でした。
当館の常設展では触れていない、現代のわたしたちの暮らしを支える最新の技術について、学ぶ機会となりました。
「だいち」は、実物大の模型が筑波宇宙見学センターで公開されています。全長26mの大きさを体感しにお出かけになるのもよいかもしれません。
人間は、さまざまな方法で地球の様子を捉えてきました。本講座では、地図作りや防災、環境保全に活用されている地球観測衛星の役割について解説します。
日時 | 2022年8月5日(金) 午後1時30分~2時30分 |
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対象 | 小学生※1組につき保護者1名の付添が必要です。 |
講師 | 大木 真人 氏(宇宙航空研究開発機構 第一宇宙技術部門地球観測研究センター主任研究開発員) |
集合 | 当館講堂 |
定員 | 15名(申込多数の場合は抽選) |
参加料 | 無料(ただし、保護者の見学・付添に当日の特別展観覧券が必要です。) |
申込 | 「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。 |
申込締切 | 2022年7月12日(火)必着 申込受付は終了しました |
備考 | 付添の方の氏名もはがき・申込フォームにご記入ください。 |
注意事項 | ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・館内及び受講中の常時マスク着用をお願いします。 ・感染防止策チェックリストはこちらをご確認ください。 ・新型コロナウイルス感染防止のため、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 |