催し物
見学会
現地見学会「横浜家具をめぐる山手西洋館ツアー」
特別展「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」の関連行事として、現地見学会「横浜家具をめぐる山手西洋館ツアー」を開催しました。ガイドを担当する、山手西洋館の各館の現館長や元館長の皆様との共催(特定非営利活動法人 横浜山手アーカイブス)です。
山手イタリア山庭園に位置するブラフ18番館前で集合し、当館の特別展担当学芸員の鈴木愛乃から、本日は特に「家具」に注目して展覧会出品作品との違いなどに着目してほしい旨と講師の紹介を行った後、横浜山手アーカイブスの髙坂氏・村上氏の率いる2班に分かれて解説をスタートしました。まずはブラフ18番館、外交官の家を見学。横浜家具は輸出用の家具と違ってシンプルで質実剛健な作りであることを実感します。
その後、山手本通りを移動しながら、カトリック山手教会などの説明を行いつつ元町公園へ。各館の歴代館長にそれぞれの館で解説していただきながら、ベーリック・ホール、エリスマン邸、山手234番館を見学します。
最後に港のみえる丘公園まで移動し、横浜市イギリス館、山手111番館の2つの西洋館を見学して解散となりました。
異国情緒あふれる建物に興味がある人が多いと思いますが、中の家具に着目した今回の見学会もとても楽しんでいただけたようです。ぜひ山手西洋館に行かれる折には、家具にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
近代の横浜では輸出向けの家具だけではなく、居留地に住む外国人たちが求める洋家具の制作も行われるようになりました。家具は漆器とも近い関係にあります。そこで洋館の中に置かれた洋家具がもつ歴史を、山手西洋館の建築のみどころとともにお伝えします。
(共催:特定非営利活動法人 横浜山手アーカイブス、協力:公益財団法人 横浜市緑の協会)
日時 | 2024年5月16日(木) 14時30分~16時30分 |
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ガイド | 特定非営利活動法人 横浜山手アーカイブス |
見学先 | 横浜山手西洋館(4館程度) |
定員 | 20名(申込多数の場合は抽選) |
参加料 | 無料 |
申込 |
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申込締切 | 2024年4月23日(火)必着 申込受付は終了しました |
注意事項 | ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合があります。その場合は、このページにてお知らせします。 |