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子ども向け催し物

夏休み子ども向け体験ワークショップ「糸車をまわしてみよう」

「石臼をまわしてみよう」に引き続き、子ども向け体験ワークショップ「糸車をまわしてみよう」を実施しました。糸車は、繊維をほぐした綿や生糸などを紡いで糸にする道具です。
はじめに、新井主任学芸員が糸車の歴史や、使い方についてレクチャーをした後、講師の野木初男氏に実演してもらい、糸が紡がれていく様子を見学しました。

  

その後、グループに分かれて実際に糸車をまわす体験を行いました。糸車を使って糸を紡ぐ時は、まず綿のかたまりから繊維を細く引っ張りだしてつむ(糸を巻きとるところ)につなぎます。この状態で糸車をまわすとつむが回転して糸が巻き取られます。

  

↑呼び糸の先と綿の繊維をからませて時計回りにまわしていきます。

綿と呼び糸をからませる作業は、コツをつかむまでに時間がかかりましたが講師の野木先生のアドバイスを受け、何度か練習をしていくうちに糸が上手に巻き取れている様子がうかがえました。体験した子どもたちからは、「難しかったけど、糸ができていくのが楽しかった」、「昔の人は糸車を作りだしてすごい」などの感想があり、糸車に興味をもってもらえたようです。上手に紡げた糸は、お土産にして持ち帰った参加者もいました。今ではあまり見られなくなった道具に触れて、仕組みや昔の人々の知恵を感じて頂く貴重なワークショップとなりました。

  

 


国語の教科書にも登場する「たぬきの糸車」。衣類には綿などからつむいだ糸が使われています。
糸車の仕組みを学び、実際に糸車を回して綿から糸をつむぐ体験をしてみませんか?夏休みの自由研究にもおすすめです。

       

 

日時 2024年8月12日(月・祝) 午後2時~3時30分
講師 野木 初男 氏
会場 当館会議室
対象 小学生以上の子どもとその保護者
定員 10組(申込み多数の場合は抽選)
参加費 無料
申込 申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。
※申込時の諸注意はこちらのリンクをご確認ください。
申込締切 2024年7月23日(火)必着
申込受付は終了しました
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