催し物
講座・講演会
入門講座「日本中世の音と音楽と仮面の世界」
特別展「仮面絢爛―中世音楽と芸能があらわす世界―」の入門講座を開催しました。講師は本展覧会を担当した渡邊学芸員です。展覧会の導入として、本展で取り上げている仮面を用いた音楽芸能について、展示の「序 音と音楽のあわい」「破 移動する中世武士と音楽文化」「急 地域の民俗芸能で甦る仮面たち」に沿って平易に解説しました。
講座の中では、現在も継続されている浄真寺(東京都世田谷区)の「阿弥陀如来二十五菩薩来迎会」と広済寺(千葉県)の「鬼来迎(鬼舞)」の様子を、映像をまじえて紹介しました。参加者からは、「どのように行われているかがわかってとても興味深かった」「現地に行って実物を見てみたい」との感想をいただきました。
入門講座ということをふまえ、内容は初心者向けに親しみやすく、わかりやすいように工夫されており、参加者の満足度も高かったようです。「この後、もう一度展示室に行ってじっくり見直してみたい」という声も多く聞かれました。
本展で取り上げる仮面を用いた音楽芸能について、展示資料を示しながら平易に分かりやすく中世の音楽文化や民俗芸能の特徴、仮面の役割を解説していきます。展覧会の導入として、また展示資料への一層の理解を深める機会といたします。
日時 | 2024年11月2日(土) 午後1時30分~3時30分 |
講師 | 渡邊 浩貴 (当館学芸員) |
会場 | 当館講堂 |
定員 | 60名(申込み多数の場合は抽選) |
受講料 | 無料(ただし、当日の特別展観覧券が必要です) |
申込 | ※申込時の諸注意はこちらのリンクをご確認ください。 |
申込締切 | 2024年10月16日(水)必着 申込受付は終了しました |
注意事項 | ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 |