展示
特別陳列
開催50周年記念 よみがえる東京オリンピック
2020年の東京オリンピックの開催が決定しました。東京がオリンピック開催都市となったのはこれが3回目のことです。1回目は1940年大会で、開催決定はしたものの戦時下の影響や準備不足から1938年に開催返上することとなりました。2回目は1964年大会で、アジアで最初に開催されたオリンピックであると同時に、日本の高度経済成長を牽引する大イベントとなりました。
東京オリンピックの競技は東京都内だけでなく神奈川県など関東でも開催され、県内では江ノ島のセーリング、相模湖のカヌー、横浜文化体育館のバレーボール、三ツ沢球技場のサッカーの4競技がおこなわれました。また開会に先立ち実施された聖火リレーは10月6日から8日まで県内各地86カ所で引き継がれ、沿道には多くの県民が応援に詰めかけ東京オリンピックの開催に胸を躍らせたといいます。
東京オリンピックが開催された1964年は、貧しいながらも人々が夢を持って生きていた時代といわれます。オリンピックを契機に白黒テレビをはじめ各種の電化製品が人々の家庭に普及していった時代でもあり、当時の生活もあわせて東京オリンピックの時代を振りかえる特別陳列を開催します。
また、当館で所蔵する東京オリンピック以外の近代オリンピックに関する資料もあわせて展示します。
開催情報
概要
会期:2014年7月19日(土)~9月28日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(7月21日と9月15日は開館)、9月6日(土)、9月7日(日)
会場:特別展示室
観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます
関連行事
- 記念講演会「オリンピックを語る」
- 子ども向けクイズ「君もオリンピックメダリストになろう」
- 特別解説「オリンピックを見ていた少女が語る1964年あの頃」
- 学芸員による展示解説
※行事の詳細は催し物案内のページに掲載されています。
関連リンク
- 神奈川県立歴史博物館だよりVol.20 No.1(2014年6月)
『特別陳列「よみがえる東京オリンピック」によせて』掲載