展示
特別展
鎌倉ゆかりの芸能と儀礼
今秋、鎌倉に伝わる祭礼と中世とのつながり、芸能を通して伝えられる中世の宗教儀礼、そして、そうした信仰が伝えられていく中で残されたさまざまな「モノ」資料や文献、伝えていく営みに注目する特別展「鎌倉ゆかりの芸能と儀礼」を開催します。
祭礼に用いられる調度や道具、芸能や儀礼の痕跡として県内各地に残された古面、儀式を伝える古文書など、多彩な資料が一堂に会します。
人間文化研究機構「博物館・展示を活用した最先端研究の可視化・高度化事業『列島の祈り』」
この展覧会は、名古屋大学人類文化遺産テクスト学研究センターで行われた「宗教テクスト遺産の探査と綜合的研究―人文学アーカイヴス・ネットワークの構築―」の研究成果を反映し、「列島の祈り」という共通テーマのもと、国文学研究資料館、國學院大學博物館、神奈川県立金沢文庫とともに連携して行う展覧会の一つとして開催されます。
開催情報
会期・休館日・開館時間
■会期:2018年10月27日(土)~12月9日(日)
■休館日:月曜日
■開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
■観覧料:
一般900円(800円)
20歳未満・学生600円(500円)
65歳以上200円(150円)
高校生100円
※中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料、( )内は20名以上の団体料金
※神奈川県立博物館等の有料観覧券の半券提示による割引制度あり
会場
神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室・コレクション展示室
主催
神奈川県立歴史博物館・文化庁
共催
国文学研究資料館・国立歴史民俗博物館・国際日本文化研究センター・國學院大學博物館・神奈川県立金沢文庫・名古屋大学大学院人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター
その他
この展覧会は、日本女子大学の協力と、JSPS科研費26220401の助成を受けて開催されます。
また、神奈川文化プログラムの認証を受けています。
特設ブログ
図録
ミュージアム・ショップのページをご覧ください。
関連資料
神奈川県立歴史博物館だより Vol.24 No.2(2018年8月)
(古面をたどる『特別展「鎌倉ゆかりの芸能と儀礼」に寄せて』掲載)
ここで紹介している図書は、ミュージアムライブラリー特設コーナーでご覧いただけます。
展示品について
資料件数
119件
展示構成
序章 鎌倉ゆかりの信仰儀礼
1. 鎌倉に残る行道芸能
2. 金沢八景瀬戸神社の由緒と芸能
3. 八菅修験の信仰と儀礼
4. 寺社に残る儀式と伝承と記録
終章 信仰継承と宗教テクスト
展示作品目録
展示ガイド
※文字による解説です。
関連行事
- 特別展連続講座「鎌倉ゆかりの信仰と儀礼」
- 特別展記念講演会「儀礼が生み出す中世東国の宗教世界」
- 特別展記念講演会「円覚寺弁天堂洪鐘祭絵巻」
- 現地見学会「鎌倉山ノ内の神輿行幸地を歩く」
- 「展示を見てお面を作ろう」[子供向け]
- 「学んで楽しむはくぶつかん(芸能展バージョン)」[子供向け]
- 学芸員による展示解説
※ 関連行事の詳細は、催し物案内をご覧ください。