展示
特別展
ヨコハマ・ヨコスカ ストーリー ―二つの港町の戦後文化―
このたび、昭和20年代の戦後復興をふりかえる特別展「ヨコハマ・ヨコスカ ストーリー ―二つの港町の戦後文化―」を開催いたします。
太平洋戦争の末期、県内主要都市は大規模な空襲により、大きく荒廃しました。そして戦争終結以後、連合国軍が相次いで進駐を開始すると、横浜や横須賀は外国の町と見間違えるかのように外国人兵士の姿であふれていきました。戦争に敗れ食べる物や住むところもない人々にとって、彼らは別世界の存在であったことでしょう。また、彼らは音楽、映画、洋服、食物などの外国文化をもたらす存在でもありました。そして、その文化に人々は興味をいだき、受け入れながら、戦後復興の道を歩んで行きました。
横浜・横須賀という二つの都市を舞台に展開した昭和20年代の様相を、音楽や映画、ファッションや食物などにまつわる資料約130点を通じて紹介します。本展を通じて、戦後復興の歩みについて理解を深めていただければ幸いです。
開催情報
概要
会期:2012年4月21日(土)~6月17日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(4月30日(月・祝)は開館)
会場:特別展示室・コレクション展示室
観覧料:大人…900円(20名以上の団体は100円引)
20歳未満・学生…600円(20名以上の団体は100円引)
65歳以上・高校生…100円(団体の場合も同一料金)
※中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方は無料
展示品について
展示数
約130点
展示リスト
関連行事
- 県博セミナー「戦後のヨコハマ・ヨコスカ あの頃を語る」
- 記念講演会「横濱JAZZ物語」
講師:柴田浩一氏(横浜ジャズプロムナード・ディレクター) - 記念音楽会「ジャズライブ」
- 蓄音機演奏会
- 学芸員による展示解説