展示

特別展

こもんじょ ざんまい ―鎌倉ゆかりの中世文書―

本展では武家文化発祥の地である鎌倉を中心とする東国社会が生み出した古文書を一堂に展示いたします。日本では古くから多くの文書が作られ、大切に伝えられてきました。古文書は歴史を雄弁に物語ってくれるものですが、読みづらく難解であるという印象があるため敬遠されてしまいがちです。実際には中世の文書は一定の様式を踏まえていて、それを知ることで文書をいっそう楽しむことができるようになります。また、文書はそこに書かれてある内容も重要ですが、料紙や墨色、筆跡といった文書そのものが持つ雰囲気も時代を知るには大切な要素です。
本展示では「もの」としての古文書に焦点を当てて、中世の文書を見直してみたいと思います。日ごろ目にする機会の少ない源頼朝、源義経、足利尊氏をはじめとする有名武将の文書や、寺社に秘蔵されてきた珍しい古文書をご覧頂き、中世文書の楽しさ、美しさをご堪能ください。きっと新鮮な驚きがあるはずです。

開催情報

概要

会期:2013年10月5日(土)~12月1日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(10月14日・11月4日は開館)
※11月5日(火)は展示替作業のため観覧できません(常設展は観覧できます)。
会場:特別展示室・コレクション展示室
観覧料:大人…900円(20名以上の団体は100円引)
    20歳未満・学生…600円(20名以上の団体は100円引)
    65歳以上・高校生…100円(団体の場合も同一料金)
※中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方は無料

展示品について

展示数

約270点

展示リスト

関連行事

  • 県博セミナー「鎌倉をとりまく中世文書の世界」
  • 記念講演会「奥深くておもしろい古文書」
  • 体験学習会「植物から紙をつくる -みっちりと紙漉きを体験しよう-」
  • 現地見学会「中世文書の世界を歩く」
  • 高校生のための古文書講座「歴史好き集まれ!」
  • 学芸員による展示解説

関連リンク

ページトップに戻る