展示
特別展
江戸時代 かながわの旅 ―「道中記」の世界― [前期]
江戸時代、東海道をはじめとする五街道が整備され、人々はさかんに往来しました。江戸時代に旅の案内のためにつくられた冊子状や絵図状の出版物を「道中記」と呼びます。「道中記」には、宿駅間の距離、川の渡り方、駄賃などの旅の基本情報のほかに、街道沿いの名所や旧跡などの情報が含まれます。「道中記」は実際の旅に役立ち、旅への憧れをかき立てたことでしょう。このような「道中記」で実際の神奈川県域-武蔵国三郡と相模国-は、「道中記」でどのように紹介されていたでしょうか。九つある東海道の宿駅は江戸から京都への旅路にあり、杉田、金沢八景、鎌倉、江の島、大山、箱根など江戸からの小さな旅が楽しめる名所もたくさんありました。それらには現在も観光地として親しまれている場所もあれば、今は面影もない場所もあります。この展覧会では「道中記」を中心に浮世絵、双六、そのほか風景や旅にまつわる資料で江戸時代のかながわの旅に誘います。
開催情報
概要
会期:[前期]2013年4月27日(土)~5月19日(日)
[後期]2013年5月22日(水)~6月23日(日)
※5月21日(火)は展示替え作業のため観覧できません。常設展は観覧できます。
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(4月29日・5月6日は開館)
会場:特別展示室・コレクション展示室
観覧料:大人…900円(20名以上の団体は100円引)
20歳未満・学生…600円(20名以上の団体は100円引)
65歳以上・高校生…100円(団体の場合も同一料金)
※中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方は無料
※後期には、前期に入館した観覧券をお持ちの方に団体料金を適用。
展示品について
展示数
約200点