展示

常設展室内トピック展示

横浜美術史【第4期】五姓田義松

横浜美術史【第4期】展示風景

当館常設展示テーマ4では、「横浜美術史」と題して、1年間、継続してトピック展示を開催します。当館の近代美術史部門では、幕末明治の開港場横浜からスタートする美術の諸相を中心に、これまで半世紀をこえて収集や研究、そして展示を継続してきました。その成果をご紹介するため、常設展示室2階テーマ4 近代のフロアの一角をつかって、1年間をリレー形式でつないでいきます。

五姓田義松(ごせだよしまつ 1855~1915)は、明治を代表する洋画家です。彼を特集した展示を、9月からおよそ3カ月、トピック展示「横浜美術史」の一環としておこないます。
義松は、10才で横浜居留地に住む英国人画家チャールズ・ワーグマンに入門。彼の十代の年月は、横浜での洋画修行時代と重なります。ちょうどそのころは、社会全体が洋画を学び始めた時期にもあたり、「日本洋画の青春期」と重なると形容することができます。
このたびのトピック展示では、最も横浜らしいといえる西洋文化の受容、洋画の受容の中心を担った義松の作品を、都合3期にわけて展示します。鉛筆画、水彩画、油彩画、それぞれの魅力をご堪能ください。

(10月「今月の逸品 五姓田義松 神奈川・横浜の風景」もあわせてご覧ください)
※展示予定:9/1~10/1 10/2~11/5 11/6~12/3

※本展示はJSPS科研費 19K00187の助成を受けたものです。

トピック展示は、常設展内の小特集的な展示です。

開催情報

常設展室内トピック展示横浜美術史【第4期】五姓田義松

ご来館される前にこちらをご確認ください。

概要

■展示期間:2021年9月1日(水)~12月3日(金)
■開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日:月曜日(9月20日は開館)、9月14日(火)、21日(火)、24日(金)、10月5日(火)、12日(火)
■会場:常設展示室2階 テーマ4 近代
■観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます。
 一般300円(250円)、20歳未満・学生200円(150円)、高校生・65歳以上100円(100円)
※中学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は無料、( )内は20名以上の団体料金
※神奈川県立博物館等の有料観覧券の半券提出による割引制度あり

主な展示作品

横浜舊港町

今後の展示予定

全6期、およそ2ヵ月ごとの展示替えを予定しています。

第5期以後は続報をお待ちください。

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