展示
常設展室内トピック展示
鉄道開業150年 錦絵に描かれた鉄道
※ 催し物は変更・中止になる場合があります。
※ 感染防止対策として、密を避けるため入場制限を行う場合があります。
今年2022年は、明治5(1872)年に日本ではじめての鉄道が新橋~横浜間で開業してから満150年となります。鉄道は正式な開業以前、試運転が始まる前から、数多くの浮世絵に描かれたように、登場以来、人々の心を強くとらえ続けています。この展示では、鉄道を題材とした錦絵に描かれた蒸気機関車の様子と、近代化の歩みを進めつつある横浜、東京の風景をご覧いただきます。描かれた蒸気機関車のなかに正確とはいえない表現もありますが、開業以来150年間、人々を魅了してやまない鉄道の原点をお楽しみください
開催情報
概要
■展示期間:~8月23日(火)
■開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日:月曜日
■会場:常設展示室2階 テーマ3 近世
■観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます。
一般300円、20歳未満・学生200円、高校生・65歳以上100円
※中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料
※神奈川県立の博物館等の有料観覧券の半券提出により団体料金になります。
- 常設展の展示内容概要はこちら
横浜鉄道館蒸気車之図(部分)
初代横浜駅は現在の桜木町駅の場所にありました。構内に紛れ込んだ犬も、蒸気車を見て嬉しそう。 |
六郷蒸気車通行之図(部分)
江戸時代には橋がなかった多摩川に、鉄道のための橋が架けられました。富士山を背景に蒸気車が疾走します。 |
東京銀座練化石繁栄之図(部分)
銀座煉瓦街の風景を背景に、オマケで新橋駅と蒸気車が描かれています。まさに文明開化の東京といった浮世絵です。 |
展示リスト
作品名 | 作者 |
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横浜鉄道館蒸気車之図 | 歌川広重(三代) |
横浜新海地高島町鉄道之真景 | 豊重 |
六郷蒸気車通行之図 | 昇斎一景 |
鉄道独案内 川崎 | 芳虎 |
印票(幸臨鉄道開業縦観券) | 鉄道寮 |
東京高輪真景蒸気車鉄道之図 | 歌川広重(三代) |
東京銀座練化石繁栄之図 | 芳雪 |
鉄道停車場 | 石斎治明 |