展示
特別展
足柄の仏像
足柄地域(神奈川県西部、西湘)の仏像を紹介する当館では初となる特別展で、2020年に開催した「相模川流域のみほとけ」に続く神奈川県の彫刻を地域別に紹介する展示です。
この地域は、おおよそ古代中世には足上郡・足下郡、近世以降には足柄上郡、足柄下郡にあたり、相模国の西側の地域です。現在は、小田原市・南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町・箱根町・真鶴町・湯河原町の2市8町にあたります。この地域の仏像は、長年地元の人々に大切に守り伝えられ、現在でも地域に密着した信仰のよりどころになっています。そのため通常は非公開や公開の日時が限られていることが多いです。
本展は、この地域の国指定重要文化財の彫刻3件4軀、神奈川県指定重要文化財の彫刻13件28軀を含む約80件の仏像・神像・肖像彫刻・仮面を一堂に公開する大変貴重な機会となります。本展が足柄の文化や歴史、文化財を知るためのきっかけになれば幸いです。
※ 混雑時は入場制限をする場合があります
関連動画
神奈川県の動画広報「かなチャンTV」にて、関連動画を掲載しています。ぜひご覧ください。
特別展「足柄の仏像」の展示準備の様子をご紹介! |
開催情報
会期・休館日・開館時間・観覧料
■会期:2023年10月7日(土)~11月26日(日)
■休館日:月曜日(10月9日(月・祝)は開館)
■開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■観覧料:( )内は20名以上の団体料金
区分 | 特別展・常設展 セット料金 |
特別展 | 常設展 |
---|---|---|---|
一般 | 1100円 (1050円) |
900円 (800円) |
300円 (250円) |
20歳未満 ・学生 |
700円 (650円) |
600円 (500円) |
200円 (150円) |
65歳以上 | 250円 (250円) |
200円 (150円) |
100円 (100円) |
高校生 | 200円 (200円) |
100円 (100円) |
100円 (100円) |
中学生以下 | 無料 |
- 学生・生徒の方は学生証・生徒証を、20歳未満・65歳以上の方は年齢の分かるもの(運転免許証など)を受付にお見せください。
- 身体障害者手帳/療育手帳/精神障害者福祉手帳をお持ちの方は、その現物またはスマートフォンアプリ「ミライロID」の手帳画面を受付にお見せください。介助者は原則 2 名まで無料となります。
- 教育課程に基づく教育活動として入館する高校生・大学生とその引率者は、事前に減免申請書を提出することにより観覧料が無料になります。
- 神奈川県立の美術館・博物館(*)の有料観覧券の半券で団体料金になります
(半券に押印された入館日より6ヶ月以内、1枚1回限り。割引制度の詳細はこちら)。
* 対象施設
当館
神奈川県立近代美術館(葉山館・鎌倉別館)
神奈川県立金沢文庫
神奈川県立生命の星・地球博物館 - 当館は「ぐるっとパス」に参加しています(常設展は無料、特別展は団体料金になります)。
- 毎月第1日曜日は「ファミリー・コミュニケーションの日」。18歳未満のお子様連れの家族に優待があります。詳細はこちらをご覧ください。
会場
神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室・コレクション展示室
主催
神奈川県立歴史博物館
特別協力
伊豆箱根鉄道株式会社
後援
小田原市教育委員会、南足柄市教育委員会、中井町教育委員会、大井町教育委員会、松田町教育委員会、山北町教育委員会、開成町教育委員会、箱根町教育委員会、真鶴町教育委員会、湯河原町教育委員会、神奈川新聞社、朝日新聞横浜総局、毎日新聞社横浜支局、読売新聞横浜支局、産経新聞社横浜総局、東京新聞横浜支局、日本経済新聞社横浜支局、共同通信社横浜支局、時事通信社横浜総局、NHK横浜放送局、tvk(テレビ神奈川)、ラジオ日本、FMヨコハマ、J:COM
助成
芸術文化振興基金
出品目録
関連資料
展示ガイド
図録
ミュージアム・ショップのページをご覧ください。
主な展示資料
関連行事
- 連続講座「足柄をとりまく仏像とその歴史」
- 現地見学会「元箱根摩崖仏をみる」
- 子ども向け体験教室「ほとけさまのアクセサリーをつくろう!」
- 学芸員による展示解説
※ 関連行事の詳細は、催し物案内をご覧ください。