展示
常設展室内トピック展示
2024年 辰年 ニッポンのお正月
2024年最初の展示では、お正月の風俗を描いた浮世絵と今年の干支の辰や辰年にちなんだ浮世絵を紹介します。この展示の浮世絵にも、凧あげやカルタなど今も楽しまれる正月の遊びが描かれていますが、年中行事が描かれた浮世絵をみると時代の流れで変わったもの、変わらないものがみてとれます。一年の中でも新年を迎えるお正月こそ、日本人らしい暮らしとは何か、思いを馳せる時期ではないでしょうか?この展示を通して、変わりながらも続く日本の暮らしに親しみを感じていただければ幸いです。
本年もみなさまにとって良い年となりますことをお祈り申し上げます。
開催情報
概要
■展示期間:~2024年2月16日(金)予定
■開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日:月曜日(2月12日は開館)、1月23日(火)、2月13日(火)
■会場:常設展示室2階 テーマ3 近世
■観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます。
一般300円、20歳未満・学生200円、高校生・65歳以上100円
※中学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は無料
※神奈川県立の美術館・博物館の有料観覧券の半券持参で団体料金になります。詳細はこちら。
- 常設展の展示内容概要はこちら
百人一首うはかゑとき 源宗于朝臣(部分)
現代に生きる私たちには遊んだ思い出もあれば、古文の授業での(苦い)思い出もある百人一首。さまざまなかたちで浮世絵に描かれました。 |
気の合同子春の楽(部分)
こたつに寝そべり、小説を読む女性。今はテレビやYouTubeかもしれませんが、この女性にとても親しみを感じるのではないでしょうか? |
龍宮玉取姫之図(部分)
今年は辰年。当館の浮世絵のなかでもイチオシの国芳描く龍の絵をご紹介します。刀を振り上げる周囲の魚たちも必見。 |
展示リスト
作品名 | 作者 |
---|---|
五節句ノ内 睦月 | 歌川豊国(三代) |
風流五節句 正月 | 歌川豊国(二代) |
百人一首うはかゑとき 源宗于朝臣 | 葛飾北斎 |
小倉擬百人一首 九十四 参議雅経女夫狐 | 歌川国芳 |
気の合同子春の楽 | 歌川豊国(三代) |
龍宮玉取姫之図 | 歌川国芳 |
徳川家十五代之将軍慶喜公謹依之慶応四辰年四月十一日且卯ノ上刻西城奉還之図 | 真斎芳洲 |