展示

常設展室内トピック展示

雨の浮世絵事典

 日本語には「雨」を表す言葉が数多く存在します。それは、日本人が恵みや災害をもたらす「雨」と古くから向き合ってきた証とも言えるでしょう。
 近世近代の人々の文化や風習が描かれる浮世絵には、風物詩としての「雨」、日常生活の中の「雨」、伝承に登場する「雨」、物語の感傷を表す「雨」など、人々の生活に根付くさまざまな「雨」が描かれています。
 今回のトピック展では、「雨」に関する言葉と浮世絵に注目し、広重、国芳、清親ら絵師の描く多彩な描写をご紹介します。日本人が見出すさまざまな「雨」の形をお楽しみください。

開催情報

ご来館の前にこちらをご確認ください。

常設展室内トピック展示雨の浮世絵事典

概要

■展示期間:2024年5月16日(木)~6月30日(日)予定
■開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日:月曜日
■会場:常設展示室2階 テーマ3 近世
■観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます。
一般300円、20歳未満・学生200円、高校生・65歳以上100円
※中学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は無料
※神奈川県立の美術館・博物館の有料観覧券の半券持参で団体料金になります。詳細はこちら

水無月 冨士帰夕立(部分)

急な雨に驚き慌てるのは、今も昔もあまり変わらないようです。こちらの女性は急いで洗濯物を取り込んでいます。

忠孝名誉奇人伝 其角(部分)

降りしきる夕立の中を燕が飛んでいます。古くからある「燕が低く飛ぶと雨が降る」という言い伝えが浮世絵の中にも描き込まれています。

梅若神社(部分)

雨を白抜きで表現することで、激しい雨で視界が悪くなり煙って見える景色を再現しています。梅若神社は、雨と関係する伝承に所縁がある場所です。

展示リスト

作品名 作者
水無月 冨士帰夕立 歌川豊国(三代)
東海道五拾三次之内 庄野 白雨 歌川広重(初代)
東東海道五拾三次之内 土山 春之雨 歌川広重(初代)
東都飛鳥山の図 王子道狐のよめ入り 歌川広重(初代)
名勝八景 大山夜雨 従前不動頂上之図 歌川豊国(二代)
忠孝名誉奇人伝 其角 歌川国芳
富士裾野曾我兄弟本望遂図 歌川国芳
東京新大橋雨中図 小林清親
梅若神社 小林清親

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