展示

　横浜正金銀行は、1880（明治13）年に開業した日本を代表する国際金融機関でした。その本店本館として1904（明治37）年7月に創建された建物は、後に東京銀行横浜支店、そして神奈川県立博物館となり、1995（平成7）年からは神奈川県立歴史博物館の旧館部分として使われています。
　当館では、この横浜正金銀行に関する資料の収集に取り組んできました。また、建物を保存しながら将来にわたって活かしてゆくための研究も進められています。近年では、横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院・学府との連携のもと、大学院生による実測調査や活用プランの提案などがおこなわれています。
　本展では、旧横浜正金銀行本店本館創建120周年を記念して、建物の魅力とそこに勤めた銀行員たちの姿について、当館の収蔵資料や横浜国立大学大学院による調査成果などを通じて紹介します。

開催情報

ご来館される前にこちらをご確認ください。

会期・休館日・開館時間・観覧料

■会期：2024年11月９日（土）から12月22日（日）
■休館日：月曜日、12月10日（火）
■開館時間：9時30分～17時（入館は16時30分まで）
■観覧料：無料

会場

神奈川県立歴史博物館　1階　コレクション展示室

主催

神奈川県立歴史博物館
横浜国立大学大学院都市イノベーション学府

出品目録

コレクション展「本店本館創建120周年記念　横浜正金銀行」出品目録

関連資料

コレクション展「本店本館創建120周年記念　横浜正金銀行」関連文献リスト

展示ガイド

関連行事

• 県博セミナー（全３回）「旧横浜正金銀行本店本館の現在と未来」
  1. 「旧横浜正金銀行本店本館研究の最前線～博物館と大学の博学連携を通して～」
  2. 「大学院生の考える旧横浜正金銀行本店本館の魅力と展望」
  3. 「旧横浜正金銀行本店本館の意匠について：古典主義建築としての特徴と魅力」
• 建物見学会「旧横浜正金銀行本店本館を観る」

※ 関連行事の詳細は催し物案内をご確認ください。