ひらがななにかなどんなかな（令和２年１２月２６日公開）
（犬のカメ）パンチの守様、どうなさったんですか？
（パンチの守）うむ、今日のお昼はなににするかのう？
やあ、もうそんな時間ですか。おや？この看板は…なんて読むんでしょうか？
たてに書いてあるのは多分「あまざけ」、横書きのは、えっと…？何屋さんか、わからないとちょっと入りづらいですねえ。「あまざけ」の「さ」だって、こんな字見たことありませんよ。
やあ、カメは「へんたいがな（変体仮名）」を知らんのかね？
わたしはいたって「ふつう」ですよ。
いや、そのへんたいではない。いま、こうやってパソコンなどで使っているひらがな、カタカナは48字、一音につき一字ずつ書きあらわされておるが、昔はいろんな種類の仮名（かな）があったんじゃよ。
へえ
ちなみにひらがなもカタカナも漢字を元にしているのを知っておるか？
ん~、なんとなく
心もとない返事じゃのう。では、ちょうどここにワークシートがあるから、これをやってからお昼にするかのう。
え！？（お昼は？）
このベンチにおじゃまして、さあレッツ・トライ！じゃ！！
（お、お昼ごはんが…）
ひらがなの形をよ~く見ると、その元になった漢字を想像できるのう。ワークシートでそれをためしてみてくれ。
ワークシート
やれやれ、やっとおわった
カメよ、これでお店屋さんの看板は分かったかのう？
はい！わかりました！これは昔風に右から読んで「生そば」、つまりおそばやさんと、うなぎ屋さん、そしてあまざけ屋さん、ですね。
うむ、そうじゃ。
では、わたしはお箸（はし）をつかってツルツルっと麺（めん）をすくうのが苦手なので、うなぎ屋さんにしますね。そしておやつは、あまざけにします！わんわん（ダッシュ）！
あ、これカメや、ウナギはランチといえども、良い値段なのじゃぞ！
まあ、いつもよくやっておるから、たまには良いか。
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