展示
特別展
明治150年記念 真明解・明治美術/増殖する新メディア
―神奈川県立博物館50年の精華―
明治の美術、特にその前半は横浜を起点としてはじまったといっても過言ではありません。
明治150年の節目を記念した本展では、絵画、彫刻そして印刷を柱として、新たな時代の息吹を今日に伝える、魅力的な作品や資料をご紹介します。
神奈川県立歴史博物館は、前身である県立博物館が1967年に開館して以来、50年間にわたり、横浜に立地することから近代美術の調査研究ならびに収集保管を継続してきました。
近年では、特別展として「横浜・東京―明治の輸出陶磁器」「没後100年 五姓田義松―最後の天才―」を開催、また、そのほか関連する近代美術の作品や資料を数多くご恵贈いただきました。
本展覧会にならぶ作品の多くが以上の活動のまさに精華といえます。
- 神奈川県の動画広報「かなチャンTV」にて、担当学芸員が紹介しています。ぜひご覧ください。
開催情報
会期・休館日・開館時間
■会期:
[前期]2018年8月4日(土)~9月2日(日)
[後期]2018年9月4日(火)~9月30日(日)
■休館日:月曜日(祝日にあたる9月17日と9月24日は開館)
■開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
■観覧料:
一般900円(800円)
20歳未満・学生600円(500円)
65歳以上200円(150円)
高校生100円
※中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料、( )内は20名以上の団体料金
※神奈川県立博物館等の有料観覧券の半券提示による割引制度あり
会場
神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室・コレクション展示室
主催
神奈川県立歴史博物館
助成
特設サイト
図録
ミュージアム・ショップのページをご覧ください。
関連資料
特別展【真明解・明治美術 増殖する新メディア―神奈川県博50年の精華―】関連文献リスト
ここで紹介している図書は、ミュージアムライブラリー特設コーナーでご覧いただけます。
展示品について
作品件数
約200件(約500点)
展示構成
序 明治美術の精華
第1章 写真と写実―二次元の挑戦―
第2章 見世物から工芸へ―三次元の挑戦―
第3章 版と刷―印刷革命の鼓動―
結 「美術」確立の舞台裏
展示作品目録
展示ガイド
↓音声サンプル
ナレーターを務めた高校生の練習光景
関連行事
- 入門講座「明治美術の魅力」
- 県博セミナー「明治美術とその周辺」
- 特別演舞「明治を踊る、明治を語る」
- 「明治タイムトラベル!」[子供向け]
- 「夜の鑑賞会」[大人向け]
- 学芸員による展示解説
※ 関連行事の詳細は、催し物案内をご覧ください。
写真 左:初代五姓田芳柳「明治天皇・皇后肖像」当館蔵
中:海野勝眠「シガレットケース」当館蔵
右:太田節次「角力遊」当館蔵