展示

特別展

【復活開催】明治錦絵×大正新版画-世界が愛した近代の木版画-

※本展は新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため中止となりましたが、このたび復活開催することになりました。
※会期中展示替えを行います

本展では、世界に誇る日本美術の粋である木版画、その近代の展開をご紹介します。
木版画は近代以前にあっては日本の印刷技術のほぼすべてを担った技術と言っても過言ではありません。幕末に西洋由来の版表現や印刷技術が受容されたことにより、近代の木版画は新たな刺激をうけ、さらなる進化/深化を遂げたといえるでしょう。
本展では、明治錦絵の最大の版元大倉孫兵衛、そして新版画の版元土井版画店、二人の版元に焦点をあて、明治から大正昭和にかけての活動を連続的に追いかけます。近世的な浮世絵の伝統を継承しながらも、新たな表現に挑戦した二人の版元と、そのもとで活躍した絵師とその多彩な作品をご紹介します。

関連企画「大倉陶園による陶板絵制作」

本展の開催を記念して、横浜市戸塚区にある大倉陶園のご協力のもと、本展出品作の錦絵の陶板絵の制作とその展示を企画しています。
大倉陶園は、昨年、創業100周年を迎えた洋食器メーカーで、本展でとりあげる大倉孫兵衛が創業しました。今回、陶板絵のモチーフとなるのは、孫兵衛が輸出用に制作した花鳥画「雪中鷹と白鷺」(右)です。白や紅、緑や水色など、鮮やかな色彩のコントラストが印象的な錦絵です。孫兵衛のモノづくりの伝統を継承する大倉陶園が、現在の技術で、新たなかたちを生み出します。
本展期間中、当館エントランスにて展示公開します。
是非、ご覧ください。

  • 大倉陶園ホームページはこちら
  • 神奈川県の動画広報かなチャンTVにて、担当学芸員が紹介しています。ぜひご覧ください。

開催情報

ご来館される前にこちらをご確認ください。

【入場方法について】
○3密(密閉、密集、密接)回避のため、本展では、会場内の観覧者が40人に達した時点で、入場制限を行います。
○入場制限開始後、観覧を希望される方には、整理券をお渡しするとともに、入場待機列へご案内します。
○入場している観覧者が会場内から退場された時点で、整理券の番号順に入場のご案内をさせていただきます。
※本展では、時間指定予約制等は実施いたしませんので、ご承知おきください。

会期・休館日・開館時間

■会期:2020年8月25日(火)~9月22日(火・祝)
■休館日:月曜日(9月21日は開館)9月1日(火)、9月15日(火)
■開場時間:午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
■観覧料:
一般900円(800円)
20歳未満・学生600円(500円)
65歳以上200円(150円)
高校生100円
※中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料、( )内は20名以上の団体料金
神奈川県立博物館等の有料観覧券の半券提出による割引制度あり

会場

神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室、コレクション展示室

主催

神奈川県立歴史博物館

特設サイト

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出品目録(予定)

特別展「明治錦絵×大正新版画―世界が愛した近代の木版画―」出品目録(予定)

展示ガイド

「展示(音声)ガイド」のページへリンクするバナー

図録

ミュージアム・ショップで販売しております。内容については特別展「明治錦絵×大正新版画」特設サイトで紹介しております。図録を抜粋したPDF (2.6MB)もご覧いただけます。

関連資料

特別展【明治錦絵×大正新版画】関連文献リスト

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