展示
遺跡展
【会期変更:開始を2月9日(火)に変更します】令和2年度 かながわの遺跡展「相模川 遺跡紀行~3万年のものがたり~」
【令和2年度 かながわの遺跡展「相模川 遺跡紀行~3万年のものがたり~」の開始日を2月6日(土)から2月9日(火)に変更します】
当館は、国の「緊急事態宣言」を受けた「特措法に基づく緊急事態措置に係る神奈川県実施方針」を踏まえ、1月12日(火)から臨時休館いたします。それに伴い令和2年度 かながわの遺跡展「相模川 遺跡紀行~3万年のものがたり~」の開始日を2月6日(土)から2月9日(火)に変更させていただきます。関連の催し物についてはコチラをご確認ください。
私たちは、日ごろどの程度「川」を意識しているでしょうか。穏やかに流れる川は、水道水や農業用水といった私たちの暮らしの重要な部分を支えていますが、普段は橋を渡るときや河川敷で目にする程度で、川のことをいつも気にかけている人は少ないでしょう。しかし、100 年ほど前まで、川は日々の暮らしに欠かせない水の源であり、様々な物資や人を運ぶ交通路であり、そしてまた両岸の往来を妨げ、時にはその流れで家や田畑を押し流す恐ろしいもので、人はその存在を無視することはできませんでした。
本年度のかながわの遺跡展では、神奈川県内で最大の河川である相模川流域の遺跡をテーマとしました。相模川は、富士五湖のひとつである山中湖を水源のひとつとし、丹沢の山麓を潤しながら相模平野へと流れ出て、相模湾へと注ぎます。その流れは数多くの動植物を支えており、流域の生態系を豊かにしています。私たち人間もまたその例外ではなく、相模川の流域には人々の活動の痕跡が遺跡として数多く残されています。本展示では、はるか旧石器時代から始まり、3万年以上にわたり相模川のほとりで生きてきた人の歩みを見ていきます。この展示が、はるか昔から私たちの暮らしに寄り添ってきた「川」に思いを巡らせるきっかけになれば幸いです。
かながわの遺跡展
かながわの遺跡展では県内の発掘調査によって出土した資料を中心に、テーマに沿った展示を行っています。資料とじかに接することにより郷土神奈川の歴史に関心をもっていただくとともに、考古学、埋蔵文化財についての理解を深めていただく趣旨で実施しています。
開催情報
主催
神奈川県教育委員会、神奈川県立歴史博物館(横浜会場)、厚木市教育委員会(厚木会場)
開催会場
横浜会場(当館)と厚木会場(あつぎ郷土博物館 企画展示室)で開催
問い合わせ
本展に関するお問い合わせは神奈川県埋蔵文化財センター(045-252-8661)へ
横浜会場(当館)
開催情報
会期・休館日・開館時間
■会期:2021年2月6日(土)2021年2月9日(火)~3月7日(日)
■休館日:月曜日、2月12日(金)、16日(火)、24日(水)
■開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
■観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます。
一般300円(250円)、20歳未満・学生200円(150円)、高校生・65歳以上100円(100円)
※中学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料、( )内は20名以上の団体料金
※神奈川県立の美術館・博物館等の有料観覧券の半券提出による割引制度あり
会場
神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室
同時期開催
特別陳列「出土文字資料からみる古代の神奈川」(2021年2月6日(土)2021年2月9日(火)~3月28日(日))
関連行事
- 【中止】特別講演「相模川流域からみた中世社会」
- 特別講演「再考 南関東の弥生文化」
- みどころ解説
厚木会場(あつぎ郷土博物館)
会期・休館日・開館時間
■会期:2020年12月24日(木)~2021年1月24日(日)
■休館日:12月28日(月)~1月3日(日)
■開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
■観覧料:無料
会場
あつぎ郷土博物館 企画展示室