展示

特別展

【1月12日以降中止】かながわの正月ーよい年になりますようにー

だるま市

【本特別展は開催を1月11日(月・祝)までとさせていただきます】
 当館は、国の「緊急事態宣言」を受けた「特措法に基づく緊急事態措置に係る神奈川県実施方針」を踏まえ、1月12日(火)から臨時休館いたします。それに伴い特別展「かながわの正月-よい年になりますように-」の開催は1月11日(月・祝)を最終日とさせていただきます。あわせて1月12日以降の関連の催し物もすべて中止いたします。

 本展示では12月中旬から立春までの行事のうち、現在の神奈川県域の大正月(おおしょうがつ)と小正月(こしょうがつ)を主に取り上げます。この期間は暦通りに繰り返される様々な年中行事の中で、最も多くの行事が行われています。
 大正月とは元旦からおおむね7日までの期間を指し、門松を飾る期間でもあるため松の内ともよばれています。ここで最も核となることは、大正月に来訪するトシガミを各家で迎え入れてまつることにあります。一方で小正月とは1月15日前後から20日までの期間を指し、豊作を願う予祝行事、来訪神に扮した子どもの訪れ、どんど焼きやサイト焼きなどとよばれる火祭り、道祖神の祭祀など、行事が多彩に展開されています。
 本展示では正月にまつわる民俗資料、近世・近現代の暦や日記、正月行事の映像などを用いながら、行事の根底に流れる心意を読み解いていきます。また、諸行事には地域毎に特徴がみられるものもあり、郷土色豊かな様子を紹介します。
 新しい年が豊かなものになるように願う人々の活力ある営みを感じ取っていただければ幸いです。

開催情報

ご来館される前にこちらをご確認ください。

【入場方法について】
○密閉、密集、密接回避のため、本展では、混雑時に入場制限を行います。
○入場制限開始後、観覧を希望される方には、整理券をお渡しします。
○混雑状況により、整理券の番号順に入場のご案内をさせていただきます。
※本展では、時間指定予約制は実施いたしませんので、ご承知おきください。

会期・休館日・開館時間

■会期:2020年12月12日(土)~2021年1月24日(日)2021年1月11日(月・祝)
■休館日:月曜日(1月11日は開館)、12月27日(日)~1月4日(月)※1月5日(火)は常設展はご覧いただけません。
■開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

区分 特別展・常設展
セット料金
特別展 常設展
一般 900円(850円) 700円(600円) 300円(250円)
20歳未満・学生 600円(550円) 500円(400円) 200円(150円)
65歳以上 250円(250円) 200円(150円) 100円(100円)
高校生 200円(200円) 100円(100円) 100円(100円)

※中学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は無料、( )内は20名以上の団体料金
神奈川県立の美術館・博物館の有料観覧券の半券提出による割引制度あり

会場

神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室・コレクション展示室

主催

神奈川県立歴史博物館

特設サイト

展示ガイド(文字によるガイド)

「展示(音声)ガイド」のページへリンクするバナー

図録

ミュージアム・ショップのページをご覧ください。

特別展「かながわの正月-よい年になりますように-」出品目録

出品目録

関連資料

特別展【かながわの正月】関連文献リスト

関連行事

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を鑑み、以下の催し物の開催は中止とします。

  • 連続講座(全2回)「かながわの正月行事」
  • 学芸員による展示解説
  • 記念講演会「正月行事と子ども集団」

※ 関連行事の詳細は、催し物案内をご覧ください。

展示品について

正月飾り
正月飾り
保土ヶ谷区和田
令和2(2020)年
8月28日撮影(再現)
個人蔵
正月飾りのフネ
正月飾りのフネ
三浦市南下浦町金田
 
 
 
荒神の供え物
荒神の供え物
昭和時代中期
県指定文化財
 
 
厚木大神楽
厚木大神楽
左:あつぎ郷土博物館当館蔵
昭和時代
右:個人蔵
江戸時代中期か
ケズリカケ
ケズリカケ
秦野市今泉
 
 
 
カドニュウドウ
カドニュウドウ
山北町中川
 
 
 
アクマッパライの面
アクマッパライの面
秦野市堀山下
 
 
アクマッパライの面(表)
アクマッパライの面(表)
平塚市根坂間
 
 
双体道祖神(拱手型)
双体道祖神(拱手型)
南北朝時代
茅ヶ崎市・浄見寺
神奈川県指定文化財

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