展示

特別展

相模川流域のみほとけ Buddhist Statues Along Sagami River

千手観音菩薩立像

 神奈川県のほぼ中央を流れる相模川の流域には、奈良時代から仏教文化が栄え、たくさんの仏像が伝えられています。
 古代には相模国の国府、国分寺、国分尼寺が造営され、同国の政治と文化の中心地でした。鎌倉幕府が開かれてからも、この地域の寺社は源頼朝や北条政子をはじめとする人々からの信仰を集め、仏像に祈りが捧げられてきました。中世には臨済宗の蘭渓道隆や夢想疎石、時衆の他阿真教が往来したことも見逃せません。
 本特別展はそのような相模川流域の仏像が一堂に会するはじめての機会となります。現在も地域の人々の信仰をあつめ、普段はみることのできない貴重な仏像も多く含まれます。ぜひ、この機会に仏像の美に触れ、相模川流域の育んできた文化と歴史におもいを馳せていただければ幸いです。

   In the river basins of the Sagami River running through the center of Kanagawa prefecture, Buddhism flourished since Nara period, and thus, many Buddhist images have remained to this day.

   In the ancient times, the area was the center of politics and culture for the Sagami-no-kuni province, housing its capital and the Kokubunji and Kokubunniji temples. After the establishment of the Kamakura shogunate, temples of this area were worshipped by those including Minamoto-no-yoritomo and Hojo Masako, and people prayed to the Buddhist images in these temples. It is also worth noting that during the middle ages, eminent monks such as Rankeidoryu and Musososeki of the Rinzai sect and Taashinkyo of the Ji-sect were in the area.

   This special exhibition will be the first opportunity for Buddhist images of the Sagami River basin to be gathered in one place. Many of these images are still worshipped by the local community and are normally closed to the public. We hope that visitors will take this chance to appreciate the beauty of the Buddhist images, and contemplate about the culture and history nurtured in the Sagami River basin.

開催情報

ご来館される前にこちらをご確認ください。

【入場方法について】
○密閉、密集、密接回避のため、本展では、会場内の観覧者が40人に達した時点で、入場制限を行います。
○入場制限開始後、観覧を希望される方には、整理券をお渡しするとともに、入場待機列へご案内します。
○入場している観覧者が会場内から退場された時点で、整理券の番号順に入場のご案内をさせていただきます。
※本展では、時間指定予約制等は実施いたしませんので、ご承知おきください。

会期・休館日・開館時間

■会期:2020年10月10日(土)~11月29日(日)
■休館日:月曜日(11月23日は開館)
■開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■観覧料:
一般900円(800円)
20歳未満・学生600円(500円)
65歳以上200円(150円)
高校生100円
※中学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は無料、( )内は20名以上の団体料金
神奈川県立の博物館等の有料観覧券の半券提出による割引制度あり
※今回の特別展では、海老名市温故館の記念スタンプを押した台紙のご提出で団体割引料金が適用されます。

【関連展示】海老名市温故館「えびなの観音さま」2020年10月1日(木)~12月6日(日)
      〒243-0405 海老名市国分南1-6-36 TEL 046-233-4028

会場

神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室・コレクション展示室

主催

神奈川県立歴史博物館

助成

文化庁〔令和2年度地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業〕

日本博ロゴ文化庁ロゴbeyond2020ロゴ

展示品について

千手観音菩薩立像
千手観音菩薩立像
奈良~鎌倉時代
海老名市・龍峰寺
重要文化財
画像提供:奈良国立博物館
撮影:森村欣司
聖観音菩薩立像
聖観音菩薩立像
平安時代
相模原市緑区・普門寺
相模原市指定文化財
 
 
不動明王坐像
不動明王坐像
平安時代
海老名市・国分寺
 
 
 
大日如来坐像
大日如来坐像
平安時代
寒川町・安楽寺
寒川町指定文化財
薬師如来立像
薬師如来立像
鎌倉時代
平塚市・宝積院薬師堂
平塚市指定文化財
十一面観音菩薩立像
十一面観音菩薩立像
鎌倉時代
藤沢市・慈眼寺
藤沢市指定文化財
葦航道然坐像
葦航道然坐像
南北朝時代
厚木市・建徳寺
 
 
南無仏太子立像
南無仏太子立像
南北朝時代
茅ヶ崎市・上正寺
茅ヶ崎市指定文化財
【展示期間】10月10日~11月15日
弁才天坐像
弁才天坐像
南北朝時代
茅ヶ崎市・浄見寺
神奈川県指定文化財
 

関連行事

  • 入門講座「相模川流域のみほとけたち」
  • 県博セミナー(全5回)「相模川流域の仏教美術とその周辺をさぐる」
  • 現地見学会「相模国分寺跡を歩く」
  • 学芸員による展示解説

※ 関連行事の詳細は、催し物案内をご覧ください。

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